野崎眞美 日本画作品展
日本画に魅せられて
日本画作品をご覧いただきありがとうございます。
大学4年の時に 新設された日本画講座で岩絵の具やニカワで描く日本古来の技法と出会ったのが始まりでした。
『鳥獣戯画』の模写から始まり 花鳥画も描きましたが 洋画と変わりない題材で風景、静物、我が子・・・etc 様々なモチーフで自由に描き続けてきました。
長く制作を続けるきっかけを作ってくださったのは その時の恩師 故・石川響先生です。
ある日 ラッセンの版画を見た時に 海中世界を日本画にしてみたいという想いが湧き 偶然に10年後に夢が叶い 最初のダイビングからカメラを持って潜りました。
スキューバダイビングを始めて10年が過ぎましたが絵のモチーフを求めて写真撮影をしている内に写真が面白くなり 海に行く機会が増えました。
海の生物や海中風景を描くなかで写真では表現できない空想を楽しみながら描き『絵空ごと』に興じているここ数年です。
日本画は何十年やっていても難しく 美しい岩絵の具の色彩を愛で 癒されながら筆を持つ喜びを感じています。
のざき まみ
●野崎眞美 (横浜市在住)
横浜国立大学 教育学部美術科卒業
中学教員を経てアトリエ太陽の子講師・アトリエ夢工房主宰(児童・成人対象絵画造形教室)
趣味は陶芸や樹脂粘土でオリジナル作品制作、毎晩の水泳。